ドリル・エンドミル・リーマからコスト削減をご提案。再研磨の匠にしか出来ない技を貴社の刃物に。

(受付時間:9:00 〜 17:00)

0294-52-1211

スポットカッターとは? service

スポットカッターとは?

8mm 3枚刃 スポットカッターの再研磨

スポットカッターは、底刃に径の中央だけ角度が付いていて、それ以外の外周に繋がる底刃は180度の水平な底刃になっている、電動ドリルに装着してハイテン材の自動車部品に穴開け加工をするために使用される切削工具です。

そんな自動車整備屋で頻繁に使用されるスポットカッターは、専用のスポットカッター研磨機も存在しており、手動でどのように研磨するかという研ぎ方の解説も多く出回っている一方で、工具再研磨メーカーの当社にも数多くご相談をいただいており、中には欧州の海外工具メーカーの方からもご相談をいただいております。

ここでは、スポットカッターの概要から使い方、専用研磨機がある中で当社がスポットカッターの再研磨先として選ばれる理由、そして当社で実際に再研磨したスポットカッター事例まで、まとめてご紹介いたします。

 

 

スポットカッターとは?

自動車のシャシーやボディー等に使用される素材のハイテン材は、鉄よりも数倍硬い材料です。また、車そのものを機械加工のステージ上に載せるわけにもいかず、手持ちの電動ドリルで加工しなくてはならないため、自動車のハイテン部品への穴あけ加工はとても苦労します。

 

しかし電動ドリルは、マシニングやフライス盤と比べるととても力が小さく、ドリルの軸の角度や位置が不安定になります。そのため、電動ドリルに使用する刃具は切削抵抗が少なく、食い付きの良いものが選ばれます。

 

そこでよく使用されるのが、スポットカッターです。別名でスポットドリルとも呼ばれます。

 

 

スポットカッターの特徴

スポットカッターは、底刃に径の中央だけ角度が付いていて、それ以外の外周に繋がる底刃は180度の水平な底刃になっています。

 

スポットカッターの使い方は、電動ドリルに装着してハイテン材の自動車部品に穴開け加工をするために使用されます。先端角の付いた中央部分にシンニングを施すことによって食い付きしやすく、また、食い付くまでの抵抗を抑える効果があります。刃数は、1枚刃あたりの負担を軽減することができ安定もするため、2枚刃よりは3枚刃のように数が多いほど安定する傾向があります。

そして形状だけでなく、表面処理も重要です。スポットカッターにエアロラップやコーティングをすることで、寿命が延びたり切味がよくなったりします。

>>エアロラップとは?

 

 

再研磨.comだからこそ可能な、スポットカッターの再研磨とは?

そんな自動車整備屋で頻繁に使用されるスポットカッターは、専用のスポットカッター研磨機も存在しており、手動でどのように研磨するかという研ぎ方の解説も多く出回っています。

しかし現在では、工具再研磨メーカーの当社にも数多くご相談をいただいております。中には欧州の海外工具メーカーの方からもご相談をいただいております。専用研磨機がある中で当社がスポットカッターの再研磨先として選ばれる理由は、大きく4つあります。

 

  1. 食い付き部分の研磨における高い精度
  2. 外観重視のゴールドコーティングにも対応
  3. 丸棒からの製作も可能
  4. 幅広いサイズ対応

 

スポットカッターにおいて最も重要な箇所は、食い付きの一文字部分です。この一文字部分は工具研削盤によって研磨を行いますが、砥石の摩耗具合が一文字の精度に直結します。当社では砥石の摩耗管理を徹底しておりますので、食い付きの一文字部分の精度に定評があります。

またスポットカッターは工具ではありますが、外観を重要視するお客様も一定数いらっしゃいます。特に金色のゴールドコーティングを求められる方も過去にいらっしゃいました。当社では様々な表面処理・コーティングに対応しておりますので、外観や機能面を考慮した上で、最適な表面処理方法もご提案いたします。

さらにスポットカッターは形状へのこだわりが強くなることも多いため、市販品ではなく特注品がほしいという方もいらっしゃいます。そのような方々に向けて当社では、スポットカッターを丸棒から製作する特注スポットカッターの製作にも対応しております。工具の再研磨だけでなく、特注工具の製作までお任せください。

そして再研磨.comでは、細径工具から30mmを超えるような太径工具まで、幅広いサイズの切削工具の再研磨に対応しております。詳細は下記をご覧ください。

>>Φ20mm以上の大径工具は、再研磨のコストメリットも大きい!

 

 

再研磨.comが実際に行った、スポットカッターの再研磨事例

それでは、実際に当社が行ったスポットカッターの再研磨事例のご紹介です!

8mm 3枚刃 スポットカッターの再研磨

8mm 3枚刃 スポットカッターの再研磨

こちらは当社で手掛けた、先端8mm3枚刃のスポットカッターの再研磨事例の一つです。

>>事例詳細はこちら

 

>>スポットカッターの再研磨事例はこちら

 

 

このほかにも再研磨.comでは、ドリルやエンドミルの再研磨に関する情報発信を行っております。ぜひご覧ください!

 

ドリルに関する記事はこちら

>>ドリルの切り粉詰まりを解消する方法とは?

>>ドリル寿命の判定方法とは?診断方法、寿命判別式までご紹介!

>>3枚刃ドリルのメリットとは?再研磨の方法まで徹底解説!

 

エンドミルに関する記事はこちら

>>【加工シーン別】エンドミルの2枚刃と4枚刃の使い分けについて解説!

>>エンドミルのアタリ付きとピン角は、どっちを選ぶべき?

>>ラフィングエンドミルの特徴とは?

>>エンドミルへの切粉巻き付きを抑える方法とは?

>>エンドミルにねじれ角がある理由とは?直刃との違い、メリット・デメリットについて解説!

>>エンドミルへの切粉巻き付きを抑える方法とは?

>>3枚刃エンドミルのメリットとは?再研磨の方法も解説!

>>コーナーRエンドミル、コーナーCエンドミルの違いとは?

>>不等分割エンドミルと不等リードエンドミルの違いとは?

 

その他の記事はこちら

>>【解説】切削工具の寿命判別方法まとめ

>>【必見】超硬工具とハイス工具を使い分けるための9つのポイント

>>本当にエアロラップ処理は工具の長寿命化に効果があるの?【実際に検証しました】

 

 

【再研磨の匠にしかできない技を、貴社の刃物に】

切削加工会社である当社が、片手間で行う事業ではなく、工具研磨専用の加工設備・検査設備を取りそろえておこなっている、本気の再研磨です。そのため、どこにも負けない品質で工具の再研磨加工を行うことをお約束いたします。当社は、「再研磨の匠にしかできない技を、貴社の刃物に。」を合言葉に、一本一本の再研磨に魂を込め、お客様を“工具”からサポートいたします。

ドリルやエンドミル、リーマなどの切削工具の再研磨を検討されている方は、まずは再研磨.comへお気軽にご相談ください。

再研磨.comのコンセプト

再研磨.COMを運営する株式会社宮本製作所は、自社設備を用いて様々な製品提供が可能です。

再研磨.comのQ&A集

再研磨.COMでは、これまでにお客様よりいただいたご質問について質問集を作成し、掲載しています。

再研磨.comの用語集

再研磨.COMを運営する株式会社宮本製作所では、多数の加工実績を保有しています。