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ドリルの切り粉詰まりを解消する方法とは? service

ドリルの切り粉詰まりを解消する方法とは?

ドリルによる穴加工をしていると、ドリルが折れてしまった…。そんな経験はありませんか?

ドリルが折れてしまう原因は様々ありますが、よくあるのが切り粉排出が要因となっているケースです。切り粉の排出性が悪いままだと、ドリルに大きな抵抗が発生してしまうため、破損などのトラブルにつながってしまいます。

当社では、ドリルの切り粉詰まりに関するトラブル解決を、工具の再研磨という方法でご提案しております。ここでは、ドリルの切り粉詰まりが生じる要因とその影響、ドリルの切り粉詰まりを解決する方法、実際にドリルの切り粉詰まりを解決した再研磨事例まで、まとめてご紹介いたします。

 

 

ドリルの切り粉詰まりが生じる要因とその影響

ドリルが穴加工中に折れてしまう要因は様々ですが、切り粉がうまく排出されないこともその一つです。

切り粉がうまく排出されないで加工を続けると、ドリルの溝の中で切り粉は詰まってしまい、大きな抵抗が発生してドリルが破損してしまいます。

ドリルは穴を開けるため、エンドミル等と比較すると切り粉が多く発生します。そのため、ドリルは他の刃具よりも切り粉を排出しやすいように、溝が大きく、深く設定されています。

 

 

ドリルの切り粉詰まりを解消する方法とは?

切り粉排出に重要なのは、大きく3つの方法がございます。

  1. 適切な切削油の選定
  2. 切り屑が分断されるように加工条件を見直す
  3. ドリル側に工夫をする

 

主にドリルを使用している皆様は、1や2の方法で切り粉詰まりを解消するのが一般的ですが、ドリル側に工夫をする方法もあります。

その方法は、切り粉の通り道であるドリル溝の表面に処理を施して、すんなり切り粉が流れ出るようにする方法です。その方法がエアロラップという装置を用いて施す鏡面仕上げ処理です。

 

 

エアロラップとは?

本当にエアロラップ処理は工具の長寿命化に効果があるの?【実際に検証しました】

エアロラップとは、細かいダイヤモンドを含んだメディアを加工面に吹き付けて表面を滑らかに研磨する装置です。

エアロラップを用いることで、ドリルの底刃や溝など、被削材やその切り屑と接触する面を処理すると抵抗が少なくなり刃具の寿命を延ばすことが可能です。

実際、弊社の加工部門でも工具の破損が多発したり工具の寿命が短い加工があるときは、エアロラップを工具に施すという方法で改善することが多いです。

当社では、エアロラップのみのご依頼も実際にいただいており、工具メーカーの方からも好評をいただいています。エアロラップについての詳細は、下記ページをご覧ください。実際に当社でエアロラップの効果検証も行っております。

>>本当にエアロラップ処理は工具の長寿命化に効果があるの?【実際に検証しました】

 

 

エアロラップ処理をした工具の再研磨事例

続いて、実際に当社が行ったエアロラップ処理をした工具再研磨事例をご紹介いたします。

 

【スパイラルドリルの再研磨(エアロラップ処理)】

スパイラルドリルの再研磨(エアロラップ処理)

こちらは当社で手掛けた、スパイラルドリルの再研磨事例の一つです。

ホーニングで刃先を落とすことにより刃先の剛性を高め、欠けの発生を抑制します。
また、切削抵抗を抑えるためエアロラップ処理を施しています。

>>詳しくはこちら

 

【超硬製リーマの再研磨(エアロラップ処理)】

超硬製リーマの再研磨(エアロラップ処理)

こちらは当社で手掛けた、リーマの再研磨事例の一つです。リーマは外周の再研磨はしないため、摩耗している部分の切り落とし、食い付きのみ再研磨します。切削抵抗を抑えるため、コーティング後にエアロラップ処理を施しています。

>>詳しくはこちら

 

 

エアロラップによるドリルの切り粉詰まり解消は、再研磨.comにお任せください!

再研磨.comを運営する株式会社宮本製作所では、焼結金属と呼ばれる非常に硬い素材の加工を行っており、その過程で得た加工に関するノウハウを活かし、工具の再研磨を行っています。

再研磨.comでは、ドリルやエンドミル、リーマ等の切削工具を高い品質で再研磨するため、最新の加工設備や検査設備を取り揃えています。当社の再研磨は、職人が手作業で行う再研磨とは異なり、繰り返しの精度が高い、安定した品質での再研磨加工を可能としています。

>>再研磨工具の品質保証サービスはこちら

 

当社は、お客様が使用済みの工具を再研磨加工することで、刃物そのものの延命化を実現します。一般的に再研磨のコストは、工具購入コストの1/5~1/10程度です。そのため、お客様のコスト削減に大きく貢献することができます。

また、従来の切削では無理があった箇所を修正し、負荷を軽減することで、より多くの切削が可能となる刃物を提供します。ただ工具を再研磨するだけでなく、作業の効率化を図ることができる低コスト工具の提供を行っています。

さらには規格品よりも、高精度の加工をより少ない工程で加工を実現する工程集約工具への改造にも対応しています。

>>工程集約!特注改造工具の開発サービスはこちら

【再研磨の匠にしかできない技を、貴社の刃物に】

切削加工会社である当社が、片手間で行う事業ではなく、工具研磨専用の加工設備・検査設備を取りそろえておこなっている、本気の再研磨です。そのため、どこにも負けない品質で工具の再研磨加工を行うことをお約束いたします。当社は、「再研磨の匠にしかできない技を、貴社の刃物に。」を合言葉に、一本一本の再研磨に魂を込め、お客様を“工具”からサポートいたします。

ドリルやエンドミル、リーマなどの切削工具の再研磨を検討されている方は、まずは再研磨.comへお気軽にご相談ください。

再研磨.comのコンセプト

再研磨.COMを運営する株式会社宮本製作所は、自社設備を用いて様々な製品提供が可能です。

再研磨.comのQ&A集

再研磨.COMでは、これまでにお客様よりいただいたご質問について質問集を作成し、掲載しています。

再研磨.comの用語集

再研磨.COMを運営する株式会社宮本製作所では、多数の加工実績を保有しています。