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ラフィングエンドミルの特徴とは? service

ラフィングエンドミルの特徴とは?

切削現場で多く使用されているラフィングエンドミル。当社の再研磨工具の中でも、再研磨する数の多い工具の1つと言えます。

ラフィングエンドミルの特徴は、何と言ってもその波打つ外周刃で、びびりに強い、切りくずの排出性が高い、切削抵抗が抑えられる、切削油の浸透性が高い等のメリットがあります。

しかしラフィングエンドミルにもデメリットはあり、再研磨して何度も使用することは可能ですが、そこにも条件があります。当社ではラフィングエンドミルの再研磨事例も多数ございますので、お客様の工具や加工条件にあわせたカスタム再研磨を行っております。

ここでは、ラフィングエンドミルの特徴から通常のエンドミルとの違い、メリット・デメリット、再研磨方法、さらには当社のラフィングエンドミルの再研磨事例まで、まとめてご紹介いたします。

 

 

ラフィングエンドミルとは?

ラフィングエンドミルとは外周の刃が細かく波打っているエンドミルで、ラフィング(roughing cut=粗削り)と名が付く通り粗削り専用のエンドミルです。

ラフィングエンドミルの種類は、通常のエンドミル同様に、不等分割、不等リード、コーナーR、コーナーCなど様々な種類があります。

ラフィングエンドミルの特徴とは?

 

 

ラフィングエンドミルと通常のスクエアエンドミルの違い

ラフィングエンドミルの外周の逃がし面は軸方向に波打っていますが、すくい面には波がなく、底刃なども通常のエンドミルとあまり変化はありません。

そしてこの波打つ外周刃がラフィングエンドミルの強みです。

>>コーナーRエンドミル、コーナーCエンドミルの違いとは?

>>不等分割エンドミルと不等リードエンドミルの違いとは?

 

 

ラフィングエンドミルのメリット

ラフィングエンドミルのメリットは、主に下記の4つです。

  1. びびりに強い
  2. 切りくずの排出性が高い
  3. 切削抵抗が抑えられる
  4. 切削油の浸透性が高い

 

1,びびりに強い

ラフィングエンドミルの波状の刃は、すくい角によって回転方向にもその波状が影響します。そのため、等リードであっても細かな不等ねじれや不等リードの状態になり、びびりが発生しにくくなります。

 

2,切りくずの排出性が高い

波状の刃の影響で切り屑が分断されて細かくなるため、排出性が高くなります。

>>エンドミルへの切粉巻き付きを抑える方法とは?

 

3,切削抵抗が抑えられる

ラフィングエンドミルは波状の山の先端が切削するため、通常のエンドミルと比較して刃1枚あたりの被削材と接触する範囲(距離)が短くなります。そして距離が短い分切削抵抗も比例して、通常のエンドミルより抑えることができます。

 

4,切削油の浸透性が高い

上図のように、波状の谷の箇所が被削材との隙間ができやすいため、切削油が浸透しやすく潤滑作用や冷却作用が高くなります。

 

 

ラフィングエンドミル1本では仕上げまではできない

このような利点の多いラフィングエンドミルですが、波打つ刃のため切削面が荒くなります。そのため、別の通常のエンドミル等での仕上げ工程が必要になります。

しかし、仕上げの工程を1つ追加してでも、ラフィングエンドミルでの粗加工のメリットは高く、再研磨.comを利用頂いているお客様でも、たくさんのラフィングエンドミルの再研磨依頼を受け賜わっております。

 

 

ラフィングエンドミルの再研磨方法について

ラフィングエンドミルの波打つ外周逃げ面を再研磨することはできません。

しかし、すくい面は通常のエンドミルと同じなので、外周刃の摩耗や欠けが無くなるまですくい面(刃裏)を研いで追い込んでいきます。

>>エンドミルの寿命を判定する方法とは?再研磨に出すべきタイミングを徹底解説!

 

 

 

ラフィングエンドミルの再研磨事例

続いて、実際に当社が行ったラフィングエンドミルの再研磨事例をご紹介いたします。

 

【先端16mm4枚刃コーナーR 超硬ラフィングエンドミルの再研磨】

先端16mm4枚刃コーナーR 超硬ラフィングエンドミルの再研磨

こちらは当社で手掛けた、先端16mm4枚刃のコーナーRラフィングエンドミル再研磨事例の一つです。

ラフィングエンドミルの波打つ外周刃の逃げ面は再研磨できないためすくい面と、コーナーR付きの底刃を再研磨しています。

>>詳しくはこちら

 

【先端12mm4枚刃コーナーR 超硬ラフィングエンドミルの再研磨】

先端12mm4枚刃コーナーR 超硬ラフィングエンドミルの再研磨

こちらは当社で手掛けた、先端12mm4枚刃不等リード不等分割、コーナーRラフィングエンドミル再研磨事例の一つです。

ラフィングエンドミルの波打つ外周刃の逃げ面は再研磨できないためすくい面と、コーナーR付きの底刃を再研磨しています。

>>詳しくはこちら

 

【先端16mm4枚刃コーナーR 超硬ラフィングエンドミル(弱ねじれ)の再研磨】

先端16mm4枚刃コーナーR 超硬ラフィングエンドミル(弱ねじれ)の再研磨

こちらは当社で手掛けた、先端16mm4枚刃のコーナーRラフィングエンドミル再研磨事例の一つです。ラフィングエンドミルの波打つ外周刃の逃げ面は再研磨できないためすくい面と、コーナーR付きの底刃を再研磨しています。

>>詳しくはこちら

 

【先端16mm 超硬 ヘッド交換式4枚刃ラフィングエンドミルの再研磨】

先端16mm 超硬 ヘッド交換式4枚刃ラフィングエンドミルの再研磨

こちらは当社で手掛けた、先端16mmのヘッド交換式ラフィングエンドミルの再研磨事例の一つです。粗削り用のラフィングエンドミルのコーナーはギャッシュを当てた「あたり付き」にしてあります。

>>詳しくはこちら

 

【ヘッド交換式ラフィングエンドミルの再研磨】

ヘッド交換ラフィングエンドミルの再研磨

こちらは当社で手掛けた、Φ16ヘッド交換式ラフィングエンドミルの再研磨事例の一つです。径の変更不可とのご依頼を頂き、使用部分をカットして再刃付けしました。

>>詳しくはこちら

 

【ラフィングエンドミルの再研磨】

ラフィングエンドミルの再研磨

こちらは当社で手掛けた、ラフェングエンドミルの再研磨事例の一つです。外径寸法を変えたくないとのご依頼でしたので、使用されている1.5mmほどをカットして再刃付けしました。

>>詳しくはこちら

 

【ハイスラフィングエンドミルの再研磨】

ハイスラフィングエンドミルの再研磨

こちらは当社で手掛けた、ラフィングエンドミルの再研磨事例の一つです。

こちらのエンドミルは外周カケが大きく、その分再研磨で落とす必要がありました。
刃具の保有数は必要になりますが刃具の交換頻度を上げ、大きなカケが発生する前に再研磨すると1本あたりの刃具寿命(再研磨不可能になるまで)が延び結果的にコストダウンにつながります。

>>詳しくはこちら

 

【不等リードラフィングエンドミルの再研磨】

不等リードラフィングエンドミルの再研磨

こちらは当社で手掛けた、不等リード先端径12mm、コーナーC面付きラフィングエンドミルの再研磨事例の一つです。

こちらのお客様はエンドミル外径を変えたくないとのことでしたので
使用した長さまでをカットして底刃、C面を付けました。

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