ドリル・エンドミル・リーマからコスト削減をご提案。再研磨の匠にしか出来ない技を貴社の刃物に。

(受付時間:9:00 〜 17:00)

0294-52-1211

太径ハイス工具は捨てずに再研磨した方がお得! service

太径ハイス工具は捨てずに再研磨した方がお得!

先端10mmハイス鋼ツイストドリルの再研磨

最近はハイスドリルやハイスエンドミルなど、ハイス工具に関するご相談が非常に多くなっています。特に10mm以上の太径工具に関するご相談が多いと、再研磨ドットコムでも感じております。

一方、再研磨できるのにハイス工具を一度使ったら捨ててしまっている、という方も多くいらっしゃるのが実情です。そこで今回は、ハイス工具の再研磨について解説いたします。

 

 

ハイス工具の特徴・メリット

ハイス鋼は粘り気があり、研磨してみるとバリがよくでます。粘り気があるということは、靭性(じんせい)があり、振動や衝撃に強い素材ということを意味します。また、超硬と比較するとハイスはとても安価です。

 

ハイスの粘りのある特徴を活かす切削は、断続切削など振動や衝撃の多い場面でよく使われます。

断続切削とは、工具の1枚の刃先が切削と空振りを繰り返す状態の切削です。横に移動して切削するエンドミル等では、ほとんどが断続切削になります。その断続的な切削により、振動が大きくなったり、空振りから切削に移る際に大きな衝撃が発生したりします。

ハイス工具は粘り強く、振動や衝撃に抵抗して「折れにくい、欠けにくい」のが特徴です。硬い超硬工具では耐え切れず折れたり欠けたりする場面でも、ハイス工具なら耐えることができます。

そしてハイスは超硬と比較するととても安価で、その手軽さでハイス工具が選択されることも多いです。

 

 

ハイス工具と超硬工具との使い分け

用途でも述べたように、ハイス工具は断続切削など振動が大きい切削時に使用したりしますが、一番の魅力は超硬よりも格段に安く手に入るところです。特に径が太い工具では、超硬工具ではとても高価になってしまうので、どうしてもハイスを選択することが多くなります。

 

しかし、ハイスは粘り強く折れ、欠けに強い反面、

  • 倒れやすい ⇒ 加工精度が落ちやすい
  • 摩耗しやすい ⇒ 再研磨頻度が高い
  • 切削速度が上げられない ⇒ 加工サイクルタイムが長い

などのデメリットもあるので、これらを踏まえてハイス工具にするか超硬工具にするかの判断をする必要があります。

また、超硬工具は径によっては非常に高価ですが、メリットも多く、例えば焼結金属など硬い被削材や高い精度で加工したい、加工速度を上げたい、という場面では超硬工具を選択することが多いです。

 

>>【必見】超硬工具とハイス工具を使い分けるための9つのポイント

 

 

ハイス工具の再研磨

ハイス工具自体が安価なので、径が細い工具だと再研磨価格の方が高くなってしまいます。そのため、径が細い刃具は使い捨てになることが多いです。

一方、ハイス工具でも径が太いものは高価になるので、太い径のハイス工具は再研磨して何回も使用することでコストを抑えることができます

 

また、ドリルであればグラインダーなどで底刃の逃げ、可能ならシンニングを自分で再研磨して使用するのも良いのですが、エンドミルの外周刃は手研磨は厳しくなります。そのため、特にハイス製の太径エンドミルの場合は、再研磨の専門業者に依頼するのが好ましくなります。

 

 

ハイスと超硬との見分け方

また、ご相談いただくことも多いのが、ハイス製工具と超硬製工具の見分け方です。

見分け方としては、

ハイスと超硬の見分け方

  • 手に持ってみるとハイスの方が軽く、超硬は重い
  • ハイスは明るい金属色で、超硬はやや暗い
  • ハイスは磁石が強く付き、超硬は付が弱い

などで判別がつきます。ぜひ参考にしてみてください!

 

 

寿命がきたハイス工具を、捨てる&貯めるのはもったいない!

太径ハイス工具は、材料単価が高い工具です。一方、多くの企業が工具は使い捨てであると考えてしまって、廃棄してしまうもしくは棚にしまったまま…といったことが起きています。

工具を使い捨てと勘違いしたまま廃棄してしまうと、工具が摩耗する度に新しい工具を購入しなければならず、工具の購入コストがかさんでしまいます。また、もったいないと思ったまま使用済み工具を棚にしまったままにしていると、工場内で無駄なスペースをとってしまい、在庫管理面でコストがかさんでしまいます。

 

当社では、超硬やハイス等、様々なドリルの再研磨を行っております。その際に気になるのが、ドリルがどこまで使えるのか?というドリルの寿命についてだと思います。実際当社でも多くご相談をいただいておりますので、こちらの動画でわかりやすく解説しております!

 

 

再研磨.comが実際に行った、ハイス工具の再研磨事例

それでは、実際に当社が行ったハイス工具の再研磨事例のご紹介です!

先端10mmハイス鋼ツイストドリルの再研磨

先端10mmハイス鋼ツイストドリルの再研磨

こちらは当社で手掛けた、ハイスドリルの再研磨事例の一つです。Xシンニング、先端角140度、ホーニング無しで再研磨しています。

>>事例詳細はこちら

 

ハイスラフィングエンドミルの再研磨

ハイスラフィングエンドミルの再研磨

こちらは当社で手掛けた、ラフィングエンドミルの再研磨事例の一つです。こちらのエンドミルは外周カケが大きく、その分再研磨で落とす必要がありました。

>>事例詳細はこちら

 

ハイス鋼カウンターシンクの再研磨

ハイス鋼カウンターシンクの再研磨

こちらは当社で手掛けた、ハイス鋼カウンターシンクの再研磨事例の一つです。φ8、3枚刃で、C面の逃げ面のみを再研磨しております。

>>事例詳細はこちら

 

 

公式LINE開設!再研磨で気になることをすぐに聞けて、簡単見積もりがさくさくできる!

再研磨 .comを運営する株式会社宮本製作所は公式LINEを運営しております!

 

こちらの記事をお読みの方で、下記のようなお悩みはございませんか?

「再研磨に関してちょっと気になることがあり、相談したい・・・」

「再研磨の技術について、もっと詳しくなりたい!」

「概算でいいので、すぐに見積もりを出したい・・・」

これらのお悩みを宮本製作所の公式LINEが解決いたします!

 

再研磨 .comの公式LINEでは「いつでもどこでも気軽に相談可能」と「さくさく簡単に見積もり診断可能」を主なコンセプトにコンテンツをお届けしています。

①いつでもどこでも気軽に相談

「この工具も再研磨できるのだろうか…」「再研磨すべきタイミングはいつなのか…」「サイトに掲載してある内容についてもっと詳しく聞きたい」など、ふとした疑問や日頃のお悩みをチャットにてお送りください!担当者より個別に回答させて頂きます。

 

②さくさく簡単に見積もり診断

LINEプロセス5

LINE限定の機能として「見積もり診断」があります。「この工具を再研磨に出すといくらくらいかかるのかな、、、」といった疑問に対し大体の概算がLINE上でわかります!

更に詳細を知りたい場合は、個別対応も可能です。

再研磨 お見積りの流れ

工具の写真、型番、お見積りの本数をお送りいただくだけで、お見積りが可能です。

 

また、友達追加をしていただいた方限定で【再研磨1本無料サービス】をお届けします!

友達登録後にバナーが出てきますので、ご希望の方はクリックください。

 

お客様の再研磨に関するちょっとしたお悩み・ご相談、より簡単になった見積もり診断を中心に、再研磨に関するお役立ち情報を発信してまいります。

ぜひお気軽にLINEの友達追加をしてください!

※友達追加はQRコードを読み込んでいただくことで、10秒ほどで簡単に追加可能です。

友だち追加

>>今すぐ友達追加はこちらから

>>公式LINE詳細はこちらから

 

 

ハイス工具の再研磨は、再研磨.comにお任せください!

再研磨.comを運営する株式会社宮本製作所では、焼結金属と呼ばれる非常に硬い素材の加工を行っており、その過程で得た加工に関するノウハウを活かし、工具の再研磨を行っています。

再研磨.comでは、ドリルやエンドミル、リーマ等の切削工具を高い品質で再研磨するため、最新の加工設備や検査設備を取り揃えています。当社の再研磨は、職人が手作業で行う再研磨とは異なり、繰り返しの精度が高い、安定した品質での再研磨加工を可能としています。

>>再研磨工具の品質保証サービスはこちら

 

当社は、お客様が使用済みの工具を再研磨加工することで、刃物そのものの延命化を実現します。一般的に再研磨のコストは、工具購入コストの1/5~1/10程度です。そのため、お客様のコスト削減に大きく貢献することができます。

また、従来の切削では無理があった箇所を修正し、負荷を軽減することで、より多くの切削が可能となる刃物を提供します。ただ工具を再研磨するだけでなく、作業の効率化を図ることができる低コスト工具の提供を行っています。

さらには規格品よりも、高精度の加工をより少ない工程で加工を実現する工程集約工具への改造にも対応しています。

>>工程集約!特注改造工具の開発サービスはこちら

 

 

【再研磨の匠にしかできない技を、貴社の刃物に】

切削加工会社である当社が、片手間で行う事業ではなく、工具研磨専用の加工設備・検査設備を取りそろえておこなっている、本気の再研磨です。そのため、どこにも負けない品質で工具の再研磨加工を行うことをお約束いたします。当社は、「再研磨の匠にしかできない技を、貴社の刃物に。」を合言葉に、一本一本の再研磨に魂を込め、お客様を“工具”からサポートいたします。

ドリルやエンドミル、リーマなどの切削工具の再研磨を検討されている方は、まずは再研磨.comへお気軽にご相談ください。

再研磨.comのコンセプト

再研磨.COMを運営する株式会社宮本製作所は、自社設備を用いて様々な製品提供が可能です。

再研磨.comのQ&A集

再研磨.COMでは、これまでにお客様よりいただいたご質問について質問集を作成し、掲載しています。

再研磨.comの用語集

再研磨.COMを運営する株式会社宮本製作所では、多数の加工実績を保有しています。