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バリを抑制するドリルとは?コストメリットを最大化する使い方を解説! service

バリを抑制するドリルとは?コストメリットを最大化する使い方を解説!

ドリルを使用されているあなたは、こんな疑問や悩みを持ったことが一度はあるはず。

 

「切削加工後のバリ取り工程が面倒くさい…」

「バリ取りに時間が掛かってしまっている…」

「バリが出ないように加工することはできないの?」

 

最近では、切削工具メーカー様からいくつかのバリを抑制するドリルがリリースされており、当社もバリを抑制するドリルの再研磨依頼を受けることが少しずつ増えてきました。

今回は、切削加工において多くの人を悩ませてきたバリについて、バリが発生する原理から、バリを抑制するドリルの概要とその仕組み、再研磨とそのコストメリットについて、実際にバリを抑制するドリルを再研磨した事例とあわせて紹介いたします!

 

穴あけ加工時に発生するバリとは?

穴あけ加工におけるバリは、ドリルが材料に穴を開ける際に発生する不要な突起や鋭利な部分のことを指します。バリは製品の表面品質や寸法精度を低下させ、組み立て不良や安全性の問題を引き起こします。バリの除去にはショットブラストや専用のバリ取り工具、手作業が求められます。バリの除去には手間がかかってしまうため、バリ取り工程が面倒くさいと思っている方もいるのではないでしょうか。

 

では、なぜ穴あけ加工時にはバリが発生してしまうのでしょうか。バリが発生する原理を紹介いたします。

 

バリが発生する原理

前述のとおり、一般的なドリルでワークに貫通穴を加工する際は抜け側でバリが発生しやすくなります。

ドリルが貫通穴を加工してワークを抜ける際に、ドリルの先端角によりワークの加工面からドリル先端にかけて肉薄になります。この肉薄の部分を切削しきれないままドリルが進んでいくと、ドリルの進行方向、つまり穴の外側にその薄肉の部分がはみ出してしまうことで、バリが発生してしまいます。

 

 

以上が穴あけ加工でバリが発生する原理です。

次はこの原理を基に、バリの発生を抑制することができるドリルを紹介いたします。

 

バリの発生を抑制するドリル

バリの発生を抑制するドリルにはいくつかの工具メーカー様が提供しているものがございます。
今回はその一部を紹介いたします。

 

ギケン|ゼロバリドリル

株式会社ギケン様のゼロバリドリルは下図のように、ドリルの先端角のコーナー部に緩やかなR面やC面を付けられています。ワークからドリルが抜ける際に先端角の影響でワークが肉薄になり難く、バリになってしまう部分をドリルに押し出される前に切削しきることができるため、バリの発生が抑制されます。

>>コーナーRエンドミル、コーナーCエンドミルの違いとは?

より詳しく知りたい方は、下記株式会社ギケン様の公式ページでご確認ください。

株式会社ギケン|バリの出ない特殊なドリル

 

また、バリの発生を抑制するドリルには、その先端が一部尖っている一文字タイプのものもございます。

 

不二越|バリレスドリル

株式会社不二越様のアクアREVOドリル バリレスは上画像の通り、ドリルの先端が一文字形状になっています。
一文字にすることによって、ドリルがワークに穴をあけ始める食いつきを高め、ドリルが加工負荷によって振られてワークを押し付けることで発生するバリを防ぐ効果があるようです。

より詳しく知りたい方は、下記株式会社不二越様の公式ページでご確認ください。
アクアREVOドリル|バリレスドリル

 

 

バリを抑制するドリルの再研磨とメリット

バリレスドリルやゼロバリドリルなどは「再研磨できない」と思われがちですが、これは誤解です。実際には、再研磨が可能であり、新品の工具を購入するよりも大幅なコスト削減が期待できます。このように、再研磨をすることにより、工具の寿命を延ばし、長期的なコストパフォーマンスを向上させることができます。

>>再研磨によるコストメリットについて解説!

 

通常のドリルであれば手研ぎで再研磨できる場合もありますが、バリを抑制するドリル、例えば先ほどのバリレスドリルやゼロバリドリルなどは、手研ぎではその効果を保つことが難しいです。これらの特殊ドリルでは、リップハイトやRの大きさの微細な違いが、バリの発生に大きく影響します。そのため、高精度な機械による再研磨が求められます。

 

CNC工具研削盤を使用することで、メーカー出荷時に近い品質で再研磨が可能です。再研磨.COMでは、最新のCNC工具研削盤を導入し、バリを抑制するドリルの再研磨を対応した実績もございます。

>>新たに5軸CNC工具研削盤を追加導入いたしました!

 

再研磨.COMの再研磨サービスは、メーカー様と同等の品質を提供しながら、工具の寿命を延ばし、コストを削減します。これにより、お客様は新品の工具を購入するよりも大幅なコストダウンを実現でき、さらに環境負荷の軽減にも貢献します。

>>メーカー同等品質の再研磨でコストダウンいたします!

 

 

ここで気になるのは、本当に再研磨したバリを抑制するドリルはバリを抑制できるのか、ということかと思います。

下記は実際に当社が再研磨した後のバリ抑制ドリルで加工した穴と、一般のドリルで開けた穴の比較です。

この比較を見ると、再研磨後のバリ抑制ドリルについても一般のドリルより圧倒的にバリを抑制できていることがわかります。

 

 

再研磨.comが実際に行った、バリを抑えるドリルの再研磨事例

それでは、実際に当社が行ったバリを抑えるドリルの再研磨事例のご紹介です!

こちらは当社で手掛けた、先端6mm 2枚刃の超硬スパイラルドリルの再研磨事例の一つです。

先端角のコーナー部に緩やかなR面が付いているドリルで、この特徴によりバリが出ないドリルです。

再研磨にはCNC工具研削盤を使用いたしました。

 

>>詳しくはこちら!

 

 

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