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再研磨.com 用語集Vocabulary

バニシングリーマ

用語解説

3工程集約の段付きバニシングドリルの開発事例

バニシングリーマとは、下穴に通すことで加工表面にバニッシュ(加工表面粗さを向上させる)効果を得られるドリルです。

一般的なストレートのハンドリーマやマシンリーマとの最大の違いは、段付きにすることで加工工程を集約できることです。

 

 

バニシングリーマの寿命を判別する方法とは?

 

バニシングリーマやバニシングドリルなどのバニシング工具の多くは、ねじれの無いストレート刃で、段付きタイプになっています。バニシング工具の特徴は、外周に円筒状のマージンを4面持ち、そのマージンで加工面をすり潰すようにして面粗さを向上させるという点です。

バニシング工具の先端とステップの肩には切削刃があり、そこでバニッシュ寸法まで切削し、外周のマージン部に繋がって加工面をバニッシング加工していきます。

 

バニシング工具は加工する穴の寸法に沿って各段の径、長さを決めるという特注の工具となります。そのため、試作品などの一点物でわざわざ使用することはありませんが、量産品の加工で使用することによりそのメリットが活かされ、コスト削減に繋がります。

 

>>バニシングドリル・バニシングリーマの寿命を判別する方法とは?

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