段付きドリル(ステップドリル)の再研磨におけるポイントを教えてください
- Q
- 段付きドリル(ステップドリル)の再研磨におけるポイントを教えてください
- A
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段付きドリル(ステップドリル)の再研磨におけるポイントは、下記の3点です。
- ステップ角(ステップの肩の刃)の研磨は取り残し(凸部)が無いようにある程度奥まで砥石を送る。
- ステップ角の刃の3番は逃がしを2番より大きくとるために、シャンク方向に逃がすように研磨する。
- 止まり穴加工用の場合、先端を研磨した分ステップ肩も同じ量研磨すること
実際に再研磨.comでは、段付きドリル(ステップドリル)の再研磨を行った事例を紹介しております。
例えば、穴加工と面取りを同時に加工する 11m × 14mm の段付きドリル(ステップドリル)では先端(底刃)とステップの肩部分(60度)を再研磨いたしました。段付きドリル(ステップドリル)が使えるかどうか、再研磨に出すべきかどうか、といった寿命判別の方法は、こちらの記事をご覧ください。
段付きドリルの再研磨をご検討の際は、お気軽にご相談ください。
再研磨.comを運営する株式会社宮本製作所では、ドリルやエンドミル、リーマなどの切削工具の再研磨を行っております。当社は、「切れ味の悪くなった工具を元の工具と同等もしくはそれ以上に“切れる”刃物とする」というポリシーのもと、コスト削減を刃物から実現することにあります。
切削工具の再研磨を検討されている方は、お気軽に再研磨.comにご連絡ください。