リーマはなぜ下穴が必要なのですか?
- Q
- リーマはなぜ下穴が必要なのですか?
- A
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穴をあけるには大量の切り屑をうまく排出しなければなりませんが、リーマには切り屑を排出する機能がドリルほどないため先にドリルで下穴をあける必要があります。
穴をあけるドリルは刃数を2~3枚にしてドリル外周の溝の領域を広めることで切り屑の排出性を高めています。
その分剛性は劣り、精度の高い加工はどうしても不向きです。一方リーマは剛性を重視してウェブ厚を太く、また、加工面を磨くための外周刃は多く、4~6枚ほどとなっています。その分切り屑の排出性が劣っているわけです。
穴を変える専門のドリルと、仕上げをするリーマとは不得意な箇所をお互いに補うことで精度の高い穴を加工してるという感じです。
再研磨.comを運営する株式会社宮本製作所では、ドリルやエンドミル、リーマなどの切削工具の再研磨を行っております。当社は、「切れ味の悪くなった工具を元の工具と同等もしくはそれ以上に“切れる”刃物とする」というポリシーのもと、コスト削減を刃物から実現することにあります。
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