ねじれ角
用語解説
ねじれ角とは、外周刃のねじれの角度をいいます。
よく使われるねじれ角は0度~50度程で、標準的なねじれ角はドリル、エンドミルともに30°程で、40度以上あるねじれ角を強ねじれといいます。
【ドリルの場合】
ドリルでよく使われるねじれ角は25度~30度ほどです。また、「ねじれ角=底刃のすくい角」となるため、ねじれ角が大きくなればなるほど、穴加工時の切削抵抗が小さくまります。しかし、その分刃先が鋭利になり剛性が落ちてしまいます。
【エンドミルの場合】
エンドミルでは、横に走らせて外周刃で切削しますので、ねじれ角が大きくなればなるほど、切削抵抗が小さくなります。しかし、ねじれ角が大きいと、被削材がねじれ角によって持ち上げられびびり(被削材が振動して切削面が荒れる)が生じやすくなります。また、ドリル同様に底刃の剛性も落ちてしまいます。
余談ですが、再研磨.comでは、コーティングで表面処理したねじれ無しのバニシングドリルを製作し、自社の機械加工部門で使用しております。このねじれなしバニシングドリルは剛性に優れているため、焼結金属製品の湾曲した面に対して、下穴加工なしで穴加工を施しております。
再研磨.comを運営する株式会社宮本製作所では、ドリルやエンドミル、リーマなどの切削工具の再研磨を行っております。当社は、「切れ味の悪くなった工具を元の工具と同等もしくはそれ以上に“切れる”刃物とする」というポリシーのもと、コスト削減を刃物から実現することにあります。
切削工具の再研磨を検討されている方は、お気軽に再研磨.comにご連絡ください。
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