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深穴ドリルとは何ですか?

Q
深穴ドリルとは何ですか?
A

読み方は「ふかあなドリル」で、長い溝長を持ち、一般的なドリルよりも深い穴の加工を可能とするドリルです。

市販のドリルはそのドリルが可能とする加工穴の最大の長さが表記してあり、その長さを超える穴はの加工は推奨されていません。無理にそれ以上の深さを加工しようとすると切削油が先端まで届かなくなったり穴の中で切り屑が詰まったりして最終的にはドリルが破損したり不具合が発生することがあります。

そしてどのくらいの穴の深さから「深穴」とするのかですが、JIS(日本工業規格)では深穴あけの定義を、「長さと直径の比が4倍以上の穴をあけること」としています。
この定義からいうとドリルの 直径×4 以上の長さの穴をあけるドリルは深穴ドリルといえるでしょう。

そしてその加工穴の深さである 「直径×〇」 は通常ドリルの説明書などに明記がされており、「〇D」とい表記がそれになります。
〇は数値、Dはそのドリルの直径で、それらを掛け算した値がそのドリルが可能とする穴の加工長となります。
つまり深穴ドリルは4D以上となります。

再研磨.comを運営する株式会社宮本製作所では、ドリルやエンドミル、リーマなどの切削工具の再研磨を行っております。当社は、「切れ味の悪くなった工具を元の工具と同等もしくはそれ以上に“切れる”刃物とする」というポリシーのもと、コスト削減を刃物から実現することにあります。

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