バニシングリーマやバニシングドリルとリーマの違いは何ですか?
- Q
- バニシングリーマやバニシングドリルとリーマの違いは何ですか?
- A
-
まず、バニシングドリルとバニシングリーマの違いですが、バニシングドリルには底刃があって穴をあけることができ、バニシングリーマはリーマのように底刃はなく、下穴がないと使えません。
このバニシング工具は、穴加工の精度は剛性や外周のマージンから、ツイストドリルよりも高く、リーマより劣ります。そのためバニシングドリルはそこまで高い加工を必要としない箇所で使うことで ”ドリル→リーマ” の2つの工程を1つの工程で加工することができます。
ならバニシングリーマの強みは何かと言いますと、それは段付き穴の加工で発揮します。
バニシングリーマはほとんどが数段のステップが付いていて、下穴は必要ですが1回の加工で数段の穴を仕上げることができます。また、1本の刃具で仕上げるため同軸度の精度がとても高くなります。バニシング工具は工程集約を得意とした切削工具と言えます。
再研磨.comを運営する株式会社宮本製作所では、ドリルやエンドミル、リーマなどの切削工具の再研磨を行っております。当社は、「切れ味の悪くなった工具を元の工具と同等もしくはそれ以上に“切れる”刃物とする」というポリシーのもと、コスト削減を刃物から実現することにあります。
切削工具の再研磨を検討されている方は、お気軽に再研磨.comにご連絡ください。