ホーニング（ネガランドともいいます）とは、ドリルの刃先を鈍角にする手法（研磨）をいいます。
鈍角にすることで刃先の剛性を高め、チッピングを抑える効果があります。

刃物は刃先が鋭利であればあるほど切れ味がよいですが、そうなると刃先の剛性が落ちてカケが発生しやすくなります。 そこであえて刃先を殺す（鈍角にする）ことで欠けを抑えることができます。
しかし、ホーニングは刃先を落とすため切削抵抗を高めます。ホーニング幅が大きすぎると穴加工の際に食い付きが悪くなったり、びびりが生じることもあります。