刃先のつぶやき
都市鉱山
2012.12.13

今週の日曜日団地内を、廃品回収と電気製品回収車やが、終日廻っていた、その数たるや団地始まって以来のにぎやかさだった、選挙カーを上回るかしましさだった。家電品の回収は当然製品としてのリサイクルというよりはそ の中に含まれている希少金属の回収が目的なのかもしれない。それがまだ国内では静脈産業として、確立されておらず、海外へそれらが持ち出され、劣悪な環境下で希少金属が回収されており、環境破壊と、健康被害をまき散らす危険性を指摘するテレビ番組を見たことがあり、ここで物置にある回収対象品を、渡したら、自分も地球の環境破壊に手を貸すことになるという変な義侠心(?)から、それらのものが、今年も我が家の物置で年を越すことになるだろう。

さて、世界の平均的な金鉱山の金含有率は1トン当たり5g程度とされる。現在の技術で日本の電子基板1トン当たり約200gの金が回収できるということである。

都市鉱山という観点から見ると、日本は世界有数の資源大国であると云える。独立行政法人 物質・材料研究機構が2008年111日に発表した数字によると日本の都市鉱山に存在する金の総量は6,800トンで、これは全世界の現有埋蔵量の約16%にあたり、銀は60,000トンで、これは世界の埋蔵量の22%にもおよぶといわれる。同様にインジウムは世界の61%、錫11%タンタル10%と、日本の都市鉱山には全世界埋蔵量の一割を超える金属が多数存在するという報告もある。これらの回収が、静脈産業として、確立し、成り立つ世の中になることを願う。限りある資源を大事に使いたいものである。再研磨.COMも小さい努力だが、少しでも「地球環境に貢献している」という誇りを持って頑張っています。