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ロボットが経路を記憶して、自分の位置を確かめながら進む行動実験「つくばチャレンジ」が今年11月の実験で、過去6回とは別次元の難易度の高い課題を設定する。経路の途中で特定の5人を見つけ出すというもので、全国のロボット研究者や、大学生の技術を磨く場として一層注目されそうだ。 この実験は07年から毎年つくば市で開催。前回は昨年11月、実行委員会と同市が主催しエレベーター乗降を含む約1.4キロに34チームが挑戦した。今月5日参加者ら約120人が学び合うシンポジウムが筑波大で開かれ、次回のコースと課題が提示された。新コースは、つくばカピオ発着の約1.2キロ。コースの途中のつくばセンター広場など3カ所を「探索エリア」に設定。エリア内の椅子に座っている人を見つけて接近し、3秒間停止、音声などで見つけたことを示す。探索対象の人は目立つ色の帽子とジャンパーを着用、反射テープ付ジャケットも羽織る。探索エリアを順にめぐり、計5人を認識してゴールを目指す。ロボットはこれまでと同様、遠隔操作ではなく自立的に走行する能力が要求される。(この項毎日新聞2013.1.16

 私も今から20年位前になるが、国の研究プロジェクトで、移載ロボットや、電動アシスト車の研究に関与した経験がある。その当時はこれが、どのように役立つのか予想できないことも多々あったが、それが20年たって振り返ると、介護ロボットや、手足の不自由な方の動きをアシストする「モビルスーツ」等に応用され、その活躍の場を広げようとしている。当時は「果たしてどの様な応用の場があるのか」「産業として成り立つのか」等々確信が持てない面もあったが時を経てその可能性を大きく広げている。先端の仕事とは、ともすればその様な事を伴っているのだろう。刃先の先端もまた会社の未来を切り開いていく仕事をしている自覚と誇りを持って今日も働いています

2012.12.13

今週の日曜日団地内を、廃品回収と電気製品回収車やが、終日廻っていた、その数たるや団地始まって以来のにぎやかさだった、選挙カーを上回るかしましさだった。家電品の回収は当然製品としてのリサイクルというよりはそ の中に含まれている希少金属の回収が目的なのかもしれない。それがまだ国内では静脈産業として、確立されておらず、海外へそれらが持ち出され、劣悪な環境下で希少金属が回収されており、環境破壊と、健康被害をまき散らす危険性を指摘するテレビ番組を見たことがあり、ここで物置にある回収対象品を、渡したら、自分も地球の環境破壊に手を貸すことになるという変な義侠心(?)から、それらのものが、今年も我が家の物置で年を越すことになるだろう。

さて、世界の平均的な金鉱山の金含有率は1トン当たり5g程度とされる。現在の技術で日本の電子基板1トン当たり約200gの金が回収できるということである。

都市鉱山という観点から見ると、日本は世界有数の資源大国であると云える。独立行政法人 物質・材料研究機構が2008年111日に発表した数字によると日本の都市鉱山に存在する金の総量は6,800トンで、これは全世界の現有埋蔵量の約16%にあたり、銀は60,000トンで、これは世界の埋蔵量の22%にもおよぶといわれる。同様にインジウムは世界の61%、錫11%タンタル10%と、日本の都市鉱山には全世界埋蔵量の一割を超える金属が多数存在するという報告もある。これらの回収が、静脈産業として、確立し、成り立つ世の中になることを願う。限りある資源を大事に使いたいものである。再研磨.COMも小さい努力だが、少しでも「地球環境に貢献している」という誇りを持って頑張っています。

 

週末所要があり北海道に行ってきました。丁度、強風により、室蘭市と、登別市が停電(登別市は約7,000世帯が3日間停電、暖房もなく避難所暮らしを強いられた、避難所は自家発電―電力会社が準備―昨年の大震災とは比べ物にならないほど、よい環境と思われた。)で北海道のメディアは昨年の東日本大震災後のような大騒ぎ(失礼な表現?)であった、昨年4月に北海道を訪れたときは、「北海道は東日本大震災とは関係ないような不思議な地域」と映ったが、今回は停電で大変な思いをされた方には大変申し訳ない表現だが、「あの大震災から何の教訓も得ないでの狂騒曲」という感想を得た。しかし私自身も過去島根県に出張する機会があり、その時あの地方が、非常に朝鮮半島を身近な地域と感じ、「北朝鮮のミサイルが飛んでくる恐怖」を日常生活の中で感じていることを痛感した覚えがある。今また、かの国のミサイル発射予告を受け、こちらでは感じえない切迫感があるだろうと想像している。また同じように沖縄県での米軍基地被害についても、そこで暮らしている沖縄県民の気持ちを斟酌できない自分がいるのだろう。除染土の処分場に関しても、総論賛成、各論反対。熱しやすく、冷めやすい国民性の反映か、はたまた決められない政治、責任を取らない政治の反映か。

 

 12月1日停電復旧から再開された登別温泉の日帰り入浴施設入口に設置されているモニュメント。

 

   ウン十年ぶりに雪かきをする私。

 

 カウンターシンクという工具がある。穴明けを経験されている方にはなじみの工具だと思いますが、丸穴のバリ取り工具である。手工具としても、機械に取り付けても使える便利な刃具であるが、再研磨.COMのHP立ち上げ後この工具の再研磨依頼が急増している。考えてみてもわが社での扱いも、数年前までは、再研磨の仲間ではなく、使い捨てグループに入っていたようである。資源の有効利用という観点から喜ばしい方向に向いてきているのではないだろうか。

 資源の有効利用という立場から、「都市鉱山」という概念があるという。1980年代、東北大学選鉱製錬研究所の南條道夫教授らが提唱したのが最初であるその後、東北大学多元物質科学研究所の中村崇教授らによって、都市鉱山開発のための人工鉱床計画などの構想も生まれ近年の産業界では、レアメタル価格の暴騰などにより、廃棄された携帯電話やパソコンの部品から希少資源を回収するなどの対策が進められており、都市鉱山という概念が再評価されている。

モノを作り世の中に供給するのを産業の動脈とすると、リサイクルを含む資源の再利用等は静脈産業と呼ばれるのであろう。この動脈と、静脈産業がバランスされて、地球の環境が維持されていくのではないだろうか。砂金の地球環境の後退を知るにつけ、この地球が何億年、何十億年もかけて築き上げてきた、貴重な財産を一瞬にして食いつぶしているのではないだろうかという思いを強くしている。私たちが進めている、刃具の再研磨は、象に立ち向かう一匹のアリよりもっと小さな力ですが、地球のためにも良いことをしているという自負心を持って今日も励んでいます。

 

再研磨.COMをスタートさせて1か月が過ぎました、お陰様で多くの企業から、電話での問い合わせ、企業訪問等を通して多種多様な刃物の加工に挑戦させていただいています。「自分の常識は他人の非常識」あるいはその逆の場面も沢山経験させていただいています。「こんなことで困っている会社がたくさんあるのだな」との思いを強くする日々でした。我々が持っている知見、この期間で新たに得た知見等々。再研磨すれば使える工具を使い捨てにしている場合は、ぜひご一報いただければと思います。大言壮語かもしれませんが刃具再研磨を通して、日本のモノ造りに少しでも役立てればとの思いをさらに強くした1か月でした。今後ともよろしくお願いします。

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